マキタ(Makita) 電気マルノコ 165mm M565
個人的な意見ですが家庭でDIYを楽しむ上で一番最初に欲しい道具と言ったらインパクトドライバーで、その次に来るのが電気丸鋸、一般に言う「丸鋸」です。
ホームセンターに行けば売られていますがその種類も値段も様々でどれを選べば良いのか結構迷う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は私が愛用しているマキタのM565という丸鋸について書きます。
はじめに
この丸鋸は家で使うDIY用として数年前にはじめて買ったものですがそれ以前はインパクトドライバーと手鋸(手のこぎり)だけである程度の物を作ったりする作業をやっていました。
物を作りだしたら次はもっといいものを作ろうという欲は誰にでもありますよね、そこで調子に乗ってツーバイ材を買ってきてちょっとした棚を作ろうと考えたわけですよ。
初めのうちは気合だけで木材を切っていたのですが、やっているうちに段々と気力と体力が無くなり最後は「こんなのやる意味あるのか?」と自問自答するようになる始末で、棚は未完成のまま放置という結果になりました。
手鋸で木を切るというのは簡単なことではありません。よほど体力に自信があれば別ですが普通の人の場合は腕の太さ程度の木を一本切るだけで精一杯だと思います。
それに手鋸で切断できたとしても真っすぐに切ることは素人には不可能で、その切断面も汚くなり見た目の美しさが欠けてしまうと思います。
M565 スペック
「丸鋸を買うぞ!」
後日、再びやる気が出た私は近くのホームセンターに行き、ついに電気丸鋸を買う決意をした。
予想どおりに丸鋸の種類はたくさんあって高価なものなんかは何万円もする高性能、高機能のプロ仕様です。
まあ、私の目的はあくまでDIY用だから値段はそこそこで、有名メーカーのものならなんでもいいかといういつものお決まりパターンで選んだのがこいつ、マキタ(Makita) 電気マルノコ 165mm M565です。
消費電力1050W回転数5500というのはごく一般的な性能数値で、コード式の上級クラス丸鋸であってもたいして変わりはないはずです十分すぎる性能だ。

マキタ(Makita) 電気マルノコ 165mm M565 スペック表
- 消費電力 1050W(100V-11A)
- 回転数 5500(回転/分)
- 刃物寸法 外径165mm 内径20mm
- 最大切込み深さ 57mm(0°)38mm(45°)
- 傾斜切断 0~45°
- 製品寸法 長さ282mm 幅221mm 高さ227mm
- 質量 3kg
機能

写真のように傾斜角度調整は本体前後にネジがあり、45°まで変えることが出来て、切込み深さ調整ネジは後方に一か所ある。これは一般的な丸鋸にはある機能ですね。

先端には刃の位置を示すガイドがあるが私はあまりこれに頼らずに実際に刃先が木材などの対象物に当たる部分を見て位置を確認する方法を行っている。自分の目で見て確認することは大事なんですよ。

このような平行定規がM565には同梱されていて本体に取り付けることにより側面に対して平行に切断できる機能がある。しかし収納時は取り外すことが多いのでいちいち取り付けて調整するのはめんどくさがり屋の私にとって非常に面倒この上ないものである。

そこでこういう定規(シンワ測定 止型スコヤ)を別途購入し丸鋸のベース部分を当ててスライドさせることにより直角と45°を手軽に切断しています。これは使ってみて非常に便利なのでおすすめですよ。
使ってみた感想
さすがマキタです。スイッチを入れると一気に最高速度で回転しブレーキ機能もちゃんと付いているのでちゃんと止まってくれて安心。
刃のブレやパワー不足なども感じられず、スパッと真っすぐ切れます。と言っても丸鋸の場合は本体よりも刃の性能のほうが大事になってくるので用途にあった刃を選ぶ必要があります。

まだ交換前の写真ですが購入したのは大魔神(強そうな名前だ笑)刃厚1.6mm 刃数60pの精密切断用です。
刃の厚みと刃の数は選ぶときによく確認しよう、特に刃の数が少ないとその分切断面が荒く仕上がってしまう場合があるので普通にDIYで木材を切ろうとする場合はせめて刃数は60以上をおすすめします。
六角レンチはM565に付属品として最初からあるのでそれを使って中心のネジをまわして刃を交換してください。
M565には集塵機能やLEDライトなどは付いていませんがそこは値段を考えれば致し方が無いと思います。しかし丸鋸を使う上で最低限の機能は備わっているのでM565は家庭で使う場合は十分すぎるスペックだと私は思います。
個人的な意見ですがプロの大工さんでも「丸鋸に余計な機能はいらねえ!」というひとはこのクラスの丸鋸を使っているのではないでしょうか?切断という能力に関してだけ言えば上級クラスとなんらかわりはないと感じました。
注意点
音については静音タイプではないの切断するものにもよりますがそれなりの音がします。近所や時間帯を考慮して使う必要がありますね。
集塵機を取り付ける機能はありません、切断時にかなりゴミが出ますよ室内では使うのはやめたほうがいいですね掃除が大変ですから なるべく外かベランダなどのように多少は散らかっても良い場所で使いましょう
あと当然ですがコード式の欠点としてコードが邪魔ということ。慣れればそうでもありませんが使う時に間違ってコードを一緒に切断してしまうことがあります。
「やっちまった」とならないように、切断初めにコードの位置と進行方向の確認をすることを心掛けましょう。
もちろん手や指などを切らないようにするため持ち手じゃないほうの手は特に刃に近づけないようにしてください使用時の皮手袋は必須です。
それと使わないときはコードを抜くということを常に私は心がけています。コードさえ抜いていれば機械は動きませんから安全です

壊れてもマキタの部品は簡単に手に入る
ところで上の写真の件ですが、実は以前木材を切断していて他の関係ないコードを巻き込んで、中心の軸あたりに絡みつけてしまったたことがありその時黒いプラスチックでできた安全カバーの本体固定部分が割れて外れてしまいまったんです。
幸いにも怪我をしたわけではないのでそれだけでもよかったのですがさすがにこの時はちょっと私へこみました。
修理に出すべきだろうか?たかが安全カバーくらいで修理に出すくらいなら(保証期間が切れていたから)買い替えたほうが安いんじゃないだろうか、それとも安全カバーなんか無いまま使うか?などと落ち込みながら悩んでいたところ
ネットで調べてみたら、純正の交換部品が売られているじゃありませんか、そこで急いでそれを購入し多少時間はかかったのですがなんとか自分一人で交換することができ、元の状態にもどすことができました
おかげでメーカーに修理に出す時間、代金、手間がかからなかったので非常に助かったと感じた記憶があります
とくにマキタの製品は世界レベルで流通しているのでかなり細かい部分の交換部品までネットでバラで購入することが個人でも可能なんですね。実は写真に写っていないないけど黒いカバーの他に内部の固定金具とバネの部品も取れて破損していたのでそれも一緒に購入して交換しています。
作るためと壊すため
一般に丸鋸はモノを作る時に木材などを切断するためのものと思われがちですが、実際は建物などの解体の現場などではモノを壊すためにも使われています。長い木材などは細かくしなければ搬出しにくくまた廃棄処分する場合にも小さいほうが有利なので可能なモノであれば丸鋸で細かく切断することがよく行われています。
これは工事現場に限った話ではありません、木材でできた家具や机、棚などといった家庭から出たごみを廃棄処分する場合に大型ごみとして処分するならばかなりの金額になってしまいます。
しかし丸鋸とちょっとしたやる気さえあれば、細かく切断して燃えるゴミとして市のごみ袋に入れて出すことが出来ます。そうすればゴミ代金が安く済み経済的なので丸鋸は一家にひとつあれば非常に便利な道具だと思いますよ。
丸鋸とはまさに創造と破壊の神ですね

このように木工用の刃でも薄い鉄板からある程度の太さがある鉄パイプ程度ならば余裕で切ることが出来ます、交換して古くなった木工用の刃はできれば捨てずに金属など硬いものを切断して細かくするときのために保管しておくといいでしょう。
最後に
コード式で最低限の機能を持ちパワーや性能は上位機種となんらかわらないこのマキタ電気マルノコM565は非常に買っておいて本当に良かったと今でも思っています。
しかしこういう工具は「使う場所」を必要としどこでも使えるというわけではありません音はもちろんのこと、飛び散る粉塵などの問題でとくに集合住宅などでは使いずらいと思います
その場合は近隣とのトラブルを避けるために工夫して使うようにしましょう(使う時間、粉塵対策など)
丸鋸は工具の中でも非常に危険なモノの部類にはいるので使用中の怪我にも気を付けなくてはならず、防護眼鏡や手袋、長袖長ズボンなど精一杯の安全スタイルで使うことを心掛けましょう
とくに丸鋸の刃でケガをした傷は鋭い刃物で切った傷とは違って治りにくいということを知っておいてください
このように騒音、粉塵、危険という悪評判な電動工具なのですがちゃんとした正しい使い方さえしていればそれらの問題は解決でき、家でのDIYなどに非常に役に立ってくれる便利なアイテムだと思います